2021年 08月 07日
堆肥考 その5 これまでのまとめというか混ぜるな危険
畑の片隅にあるトタン板で仕切ったゴミを捨てる一角で、長年にわたって捨てられた木の枝をより分けて、完全に腐植になっているものと、なりきっていないものを分ける作業をひたすらしているのですが、とりあえず暑い。なんてったって、とにかく暑いのであります。
というわけで、この時期の作業時間は1日2時間が限界ですね。水分補給をしながらボチボチやってるんですけど、1分動いては3分休憩の繰り返し。ポカリスエットと氷を水筒に入れてチビチビ飲みながらやっていたら、甘い香りに誘われてアリ君も休憩にやってきていました。
ま、そこまで考えなくても大丈夫でしょ?とも思いましたが、糖分解期とセルロース分解期とリグニン分解期、それぞれの状態にある堆肥が混在したら一体どうなる?それぞれのステージで活躍する微生物がみな違うのに…。
ああ、ここに来て元堆肥製造業者のおっちゃんのアドバイス「切り返しはホイルローダーで毎日やるで。とにかく量が多いし、混ぜんことには発酵が均等に進まん。」という言葉が天啓のごとくによみがえる。雑草堆肥を作るために枠の中に雑草を積むなら、せめて2~3日の内に一気にてっぺんまで積んで、堆肥の発酵状態を上から下まで同じステージに保つことこそが大切なのではないでしょうか。だってこまめな切り返し作業はそのための切り返し作業ですもん。
本日の教訓:堆肥の新旧はどう考えても混ぜないが吉。(^^;)
by border72
| 2021-08-07 09:39
| 自然
|
Trackback
|
Comments(0)